社会保険労務士障害年金
障害年金の審査に地域差
新年明けましておめでとうございます。本年も、おもろ社会保険労務士事務所をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
1月4日の琉球新報に「障害年金審査に地域差」と言う記事が掲載されていました。
「国の障害年金の支給・不支給を審査するため都道府県ごとに置かれている医師(認定医)の人数にばらつきがあり、1人当たりの担当件数で見ると最も多い神奈川県と最小の鳥取県で約14倍の差があることが3日、共同通信の調べでわかった」(1月4日・琉球新報3面記事より引用)
沖縄県には認定医が5名おり、認定医1人が担当する新規請求件数が315件。都道府県平均件数が343件となっており、沖縄県は平均件数を下回っています。
支給判定で地域差があることについて、障害年金の受給者は増えているが認定医の数が増えていないこと、以前は定期的に開かれていた認定医の全国会議が開かれなくなったことが指摘されています。
障害年金の支給判定で不公平があると、障害年金の支給が必要な申請者に障害年金が支給されない場合があるので、地域間格差を無くしてほしいものです。
社会保険労務士としても、障害年金の支給申請手続きを適正に行うよう心がけていきます。