健康経営
津波警報が発令されたときの対応と今後の課題について
4月3日の朝、台湾近海で発生したマグニチュード7.2の地震により、沖縄県に津波警報が出されました。私は日頃から災害情報に注意を払い、職場ではラジオを活用して情報を迅速に得るよう努めています。
その日もラジコを聴いていました。スマホの警報で津波警報を知りましたが、ラジコの放送はリアルタイムから1~2分遅れるため、すぐには状況を把握できませんでした。9時に津波警報が発令された際、私はスタッフに速やかに近くの大型施設への避難を指示しました。当事務所は川の近くに位置しており、津波の影響を受けやすいため、迅速な避難が求められます。
近隣には市役所や小学校を含む大型施設があり、いずれも徒歩圏内です。車で避難したことで渋滞を避けることができましたが、スタッフによると、避難所に着いた当初は人が少なかったものの、30分後には多くの人が避難してきて混雑したそうです。
今回は車での避難を選択しましたが、ニュースでは車で避難する人々による渋滞が報じられていました。今後は徒歩での避難も検討する必要があります。高台への避難では、階段や坂道を急いで移動することが求められます。
車で移動できない場合には避難時に徒歩や走ることになるため、日頃から体力を維持し、健康を保ち、歩ける体力を身につけておくことが重要です。
体力維持のためには、以下のような日常活動が推奨されます
- 定期的な身体活動: 家事、労働、通勤、通学などの日常生活における活動を増やし、歩行や同等以上の強度の身体活動を1日60分以上行いましょう。
- 運動: 週に60分以上、息が弾み汗をかく程度の運動を行い、速歩き、ジョギング、自転車、エアロビクス、水泳などが効果的です。
- 筋力トレーニング: 筋力を維持・向上させるために、週2~3日の筋力トレーニングが有効です。
- 座位行動の中断: 長時間座りっぱなしを避け、定期的に立ち上がって身体を動かし、30分ごとにストレッチをするなどが効果的です。
これらの活動は、疾病の発症リスクや死亡リスクを低下させ、全体的な健康状態の改善に寄与します。個人の体力や運動の好みに合わせて活動の強度や量を調整し、健康な生活を送るためにこれらの活動を習慣化することが推奨されます。
気象庁 津波から身を守るために https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/tsunami_bosai/index.html